意地

 
へんなプライドや意地は捨てたい。
 
完璧主義で困ったものだと、ずっと思っていたけれど
ほんとうは完璧主義なんかじゃなくて
ただのこだわり屋。
意固地になっているだけなんだ。
こんなことを話のなかで気付かされて、
さいしょは相手に否定されたような気持ちで、キュンと胸は痛く
言われることすべてに反抗したくなってしまった。
じぶんでじぶんのこと、気が付けない部分はたくさんある。
指摘されて素直に頷けるようになるまでは、まだまだ。
これから少しずつ、その都度気をつけていって
じぶんの歪んだ部分を軌道修正してゆけばいいんだ。
 
一晩経ったいま、やっとあたまのなかはまとめられて
じぶんのことを思いやって言ってくれたひと言に感謝する。
そして、へそを曲げたじぶんを反省。
わたしは、なんて扱いにくいんだろう。
深く深く考えて混乱して目を腫らす。
こんなわたしの話をいつも聞いてくれてありがとう。
 
イエスマンではない、厳しくも優しい相方に、感謝。